2007年
12月
23日
(日)
08:33
![]() | ハッピーバースデー (2005/04/18) 青木 和雄、吉富 多美 他 商品詳細を見る |
書評・感想復活は1月からですが
ちょっと先走って感想文を書きたいと思います。
この本の感想文は是非書いてみたかったので。
原稿用紙2枚分ほどの短い感想文ですが載せておきます。
この物語の主人公は母親に日頃から虐げられ、
挙げ句の果てには誕生日まで忘れられ、
ショックで声が出なくなります。
けれど私は彼女は「幸運」だったと思っています。
声が出なくなることで自分が異常事態にあることを
周りの人に分からせることが出来たからです。
彼女が声を失っていなかったら、彼女の日常はずっと変わらなかったでしょう。
結局は精神的な病気にかかる可能性が高いと思いますが、
遅くならないうちに療養に入ることが出来た彼女は
かなり「幸運」な内にはいると思います。
そして、彼女の異常事態に対してすぐに治すための療養に入らせてくれた兄、
そっと見守り続けてくれた祖父母。
彼女の周りには彼女を助けてくれる人がちゃんといるのです。
現実では声が出なくなったのは自分自身の所為といって何もしてくれず、
今までのことを繰り返すだけの親だっているでしょう。
誰にも理解してもらえず、
一人だけで抱え込んでしまう、そんな子供だっているのでしょう。
そして、そんな子供たちの方がずっと多いのではないでしょうか。
やはり、彼女は恵まれています。
そして、彼女は強くなって戻ってきます。
自分の心をしっかり治し、さらに強くして。
彼女の意識の変化。
この変化があっただけでも声を失っていた時間はちゃらになったと思います。
私は今、うつ病に罹っています。けれど、私も恵まれています。
理解してくれる母、自分にあった医者にも出会うことが出来ましたから。
私がうつ病になったのは中学生の時です。
大人ならまだしも小中高生が一人で
心療内科や精神科にかかるのはかなり大変なことでしょう。
私の異常を察して病院に連れて行ってくれた母には感謝しています。
今も母には迷惑を掛けっぱなしですが、
いつか母に掛けた迷惑を全て返すことが出来ればと思っています。
2006年
08月
06日
(日)
08:26
![]() | 新耳袋〈第1夜〉現代百物語 木原 浩勝、中山 市朗 他 (2002/06) 角川書店 この商品の詳細を見る |
カテゴリーを追加しました。
こういう本の場合、本屋や図書館ではどう並べるかと思って調べてみると
登録は前に名前があった方が著者名になっていました。
(図書館でのみ確認)
だからこの本はは木原さんの名前のところに並んでいるはず。
もちろん中山さんの名前で検索しても引っ掛かりますよ。
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