棒人間
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読んだ本の感想がメイン。その他に手作りのパンやお菓子などを (更新再開)
広川純 一応の推定(文藝春秋)
2006年 08月 07日 (月) 13:07
一応の推定 一応の推定
広川 純 (2006/06)
文藝春秋

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第13回松本清張賞受賞作。
重い病を患う孫娘を持った老人が電車に轢かれ、死亡する。
老人は死亡時に3000万支払われる傷害保険に加入していた。
老人は孫娘の手術代のために自殺したのか、それとも事故だったのか。
ベテランの保険調査員である村越が調査を始める。
警察とか探偵とかではなく保険調査員を主人公にしています。
私はそんな職業があることすら知りませんでした・・。

保険会社の内情みたいのも書いてあります。結構面白い。
調査員が調べて、保険料払わなくてもよくなったらボーナスが出るらしく、
それなら出来る限り払わなくて済むような結果にしようとしますよね。
これも「一応の推定」も保険会社が有利になるようになってます。

まあ、はっきり言えば地味です。
人にもストーリーにも派手な部分なんて一つもありません。

ですが話のつくりはしっかりしていて面白いです。
ちょっとだけ文句を言わせてもらうなら
前半部分に似たような文章あったところ。
十分、力がありそうな人なのでこれからが楽しみ。

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