棒人間
Celestial Blue
読んだ本の感想がメイン。その他に手作りのパンやお菓子などを (更新再開)
森福都 漆黒泉(文藝春秋)
2006年 08月 26日 (土) 22:20
漆黒泉 漆黒泉
森福 都 (2005/09/07)
文藝春秋

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晏芳娥は8歳の時に宰相の長男で切れ者だった元澤の許婚となった。
だが、それから少し経ったとき元澤は急逝してしまう。
ずば抜けて背の高い娘となった芳娥には貰い手もなく
ずっと元澤の妻だと言い張って過ごしてきた。
芳娥が17歳の時、元澤が創ってきた新法が
皇帝の交代によって消えていきそうになる。
芳娥は旧法を支持している大物を暗殺して新法を守ろうと考えた。
実は中国物も大好き。
中国物を楽しむために中国の歴史に関する本も
読もうと思うのだけれどなかなか手の回らないのが現状・・・。

たった一つのものから始まったのが
進むにつれエピソードが増え、いくつかの問題が絡んできます。
テンポよく進んでいきますが問題一つ一つの盛り上がりが
欠けているのがちょっと残念でした。

登場人物も、心情が細かく書かれて良かったです。

芳娥が犯人を決めつけて動くのには
ちょっと閉口しました。
17歳にしては幼いような・・・?

小游はきっとただの農民の子ではないんだろうなと
思っていたのですが、びっくり本当に普通の人間らしい。
(えぇー?登場人物の中で一番個性ないじゃん。)

こういう中国ものの感想を書くときに困るのが
漢字の変換なんですよね。
人名も地名も目指す漢字がなかなか出てこなかったり
そもそも漢字が出ない人がいたり。
今回は可愛そうに「王ほう」が出ませんでした。
こう言うとき字(あざな)って便利ですよね。
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