棒人間
Celestial Blue
読んだ本の感想がメイン。その他に手作りのパンやお菓子などを (更新再開)
貫井徳郎 妖奇切断譜(講談社文庫)
2006年 09月 13日 (水) 19:26
妖奇切断譜 妖奇切断譜
貫井 徳郎 (2003/04)
講談社

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明詞シリーズ、「鬼流殺生祭」の続編。
東京では36人の美女を描いた錦絵が評判になっていた。
しかしその美女達がバラバラにされ
稲荷に遺棄される連続殺人事件が起こる。
知り合いの娘が殺された元公家の九条は調査に乗り出す。
死体が腐って山になっていたり
人肉食べていたりしるシーンなど
グロい描写が多いので駄目な人は駄目そう。
(しかしこの作品でグロ描写入れる必要あったのかちょっと疑問)

全体的にちょっと不自然ですよね。

足好きのおじさんの話は
結構ページが割かれている割に
生かし切れていない感じがしました。

私、トリック(というか動機)は
半分しか見抜けなかったのですが
その半分だけで十分で、
珠子云々は要らないし、
不自然にしかしなかったような気がします。
どう考えても一般人にあの理論は
理解できないのであれで納得して
殺人ってのはどうも・・・。
単に自分が移しちゃったもので
人が苦しむのが嫌だったから
いっそ苦しまない内に・・・、
とかいう方がまだ納得できたのだけれど。

そして、朱芳が最後登場するのも
突飛な感じがしました。
今まで散々外に出られないって
言ってきたのに。
さらには剣ってのは無いでしょう。
推理は推論に推論重ねたような感じだし。
あれでは友人をただの殺人者にしたくなくて
後ろになんとか女を持ってきたって感じがします。

前作よりも少しだけマシだけど
やっぱり今一でした。
最後に謎を持ってきているのに
続刊出てないのが気になりますね・・。
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