棒人間
Celestial Blue
読んだ本の感想がメイン。その他に手作りのパンやお菓子などを (更新再開)
京極夏彦 姑獲鳥の夏 上・下(講談社文庫)
2006年 09月 19日 (火) 20:48
分冊文庫版 姑獲鳥の夏 上 分冊文庫版 姑獲鳥の夏 上
京極 夏彦 (2005/04/17)
講談社

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分冊文庫版 姑獲鳥の夏 下 分冊文庫版 姑獲鳥の夏 下
京極 夏彦 (2005/04/16)
講談社

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去年の夏最初の方だけ読んだ後、
積読の中に消えたこの本をやっと読みました。
(この勢いで「リヴィエラを撃て」あたりも片付けたいなぁ)

第0回メフィスト賞受賞ともいわれている本。
京極堂シリーズ第1弾。
20ヶ月妊娠している女の噂を聞いた関口は
古本屋ををやっている友人京極堂に相談に行く。
その女の家は産婦人科の病院であり、
その病院では生まれたばかりの赤ん坊がいなくなるという事件や
婿が密室から消えるという事件が起きていた。
一見魑魅魍魎の類を
引っ張り出してきているように見えるけれど
実際はごくごく普通のミステリ。
妖怪、呪いなどを出すように見せかけること自体が
罠になっています。
トリック自体はちょっとアンフェア感があるのですが
登場人物の魅力や雰囲気でそこはカバーでしょうか。

好き嫌いが別れる本というか、
京極堂のうだうだと長い話を我慢できるかどうかが
この本を読むポイントではないでしょうか。
厚さに引いてしまわないのも大事です。
けれどあの謎などを解くために
あんなに長い話にする必要があったのかは
ちょっと疑問に感じます。
あんなにべらべら喋って破綻していないのは凄いし
脱線している部分が魅力的なのかもしれないですが。
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