棒人間
Celestial Blue
読んだ本の感想がメイン。その他に手作りのパンやお菓子などを (更新再開)
皆川博子 伯林蝋人形館(文芸春秋)
2006年 10月 02日 (月) 18:58
伯林蝋人形館 伯林蝋人形館
皆川 博子 (2006/08)
文藝春秋

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第1次世界大戦後のドイツ。
軍の幼年学校を出て軍人となるはずだったが
ジゴロになってしまったアルトゥール。
ロシアからの亡命者であるナターリャ。
ナチ党員となったフーゴー。
ユダヤ人であるためアメリカへ
亡命しなければならなくなったハインリヒ。
薬を乱用する蝋人形師マティアス。
そしえ歌手ツェツィリエ。
6人の人物の話が絡み合って・・・。
皆川さんの本は初めてなのですが、
とても綺麗な文章ですね。

最初の方は意味が分からなくて焦れたりしました。
読んでいる内にどういう全体像になっているのかは
わかってしまったのですが、一つ一つの話の絡みや
文章などはとても巧かったと思います。

この本は、映像が自然に思い浮かびました。
絵のような文章なんですよ。
引き込まれる文でした。




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