棒人間
Celestial Blue
読んだ本の感想がメイン。その他に手作りのパンやお菓子などを (更新再開)
古処誠二 フラグメント(新潮文庫)
2007年 04月 03日 (火) 08:11
フラグメント フラグメント
古処 誠二 (2005/04)
新潮社

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少年たちの密室 少年たちの密室
古処 誠二 (2000/09)
講談社

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久々の読書感想アップ。
久しぶりだからか、いまいち感覚が取り戻せてません(汗

講談社ノベルス「少年たちの密室」改題。
相良優は友人の葬式へ向かうとき、担任の塩澤によって
対立している生徒とともに同じ車に乗ることとなった。
相良優は対立している生徒である城戸たちが
友人の死に関与しているのではないかと不審を抱いていた。

葬式へ向かうため、生徒たちを拾っているその途中で大地震が発生。
マンションの地下駐車場に閉じこめられてしまう。
暗闇の中、瓦礫で頭を打たれた城戸の死体が発見される。
たまたま瓦礫が頭を直撃しただけなのか。
それとも誰かが暗闇の中城戸の頭を瓦礫で打ったのか。
殺人ならばどうやって殺害したのか。
少年達の推理が始まる。
この展開は全く読めませんでしたね〜。
状況から人物の少年という年頃まで
無駄なく使いこなした作品です。
後半ただでさえ救いがないというのに
最後の最後であれは辛かったですね。

まずは殺害方法。
これも全く思いつきませんでした。
謎は
・暗闇の中どうやって相手がいる位置を知ったのか
・どうやって2本の腕で相手の頭を瓦礫で打ったのか
の2点。たった二つと言ったところだけれど
これがなかなか難しい。
さらに城戸たちの夏休み中の素行などまで
絡んできているのでさらに複雑になっています。

そして、ラスト。
塩澤が「生徒の一歩先」を行くことができた理由。
単純と言えば単純だけれど
それにクラスのいじめ問題や
それをまとめねばならない担任のこと、
そして友人の死まで絡んできてとても重くなっていました。

さわやかな読後感ではなかったけれど
すばらしい作品でした。
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著者:古処誠二 フラグメント価格:¥ 580(税込)発売日:2005-04 あれ
2007/04/03(火) 13:25:02 | たこの感想文
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