棒人間
Celestial Blue
読んだ本の感想がメイン。その他に手作りのパンやお菓子などを (更新再開)
これだ!
2007年 10月 01日 (月) 17:34
坂東眞砂子さんの作品は死国 蛇鏡桃色浄土と読んできましたが
何となくいい印象がありませんでした。
土俗的風習をホラーと絡めるのは
好きなはずなのにこの人の本はどうにも印象が悪く、
なぜだろうと考えていたところに
中学時代の宿題(社会科)が手元に帰ってきました。
その宿題は新聞の記事をどれか取り上げ
感想を書けというものだったのですが
私はその宿題で坂東真砂子さんの子猫殺しの
記事を取り上げていたんです。
だから悪印象だったのですね〜。
(そのときはまだ坂東さんの本を1冊も
読んでいませんでした)
ちなみにその子猫殺しについての私の感想は続きに。


以下、私の私的意見。


これはネット上でも話題になっているようだ。
そもそもなぜこの人は「新聞」という多くの人が
目にするものでこの告白をしたのか。
このような意見は受け入れられ難いとわかっているだろうに。
なるべく多くの人に「生と死」について
考えてほしかったのだろうか。
残念ながらそれは成功しなかったように思う。
私たちにとってペットを殺すことは
元々タブーであり「考えるまでもなく悪いこと」だからだ。

私はこの人の意見に賛成はしない。
「自分の育ててきた猫の生」のなかには
生んだ子猫だって含まれているのではないか。
ならば子猫の充実も考えるべきなのでは。
たしかに一つの実をより甘くするために
ほかの実は大きくなる前に捨てるという考えも
ありかもしれないが、坂東氏はその考えが
コラム一つで受け入れられることはないことを忘れている。
いたずらに自分の立場を危うくするだけだ。
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