棒人間
Celestial Blue
読んだ本の感想がメイン。その他に手作りのパンやお菓子などを (更新再開)
辻村深月 凍りのくじら(講談社ノベルス)
2006年 07月 16日 (日) 16:08
凍りのくじら 凍りのくじら
辻村 深月 (2005/11)
講談社

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メフィスト賞作家辻村深月さんの作品。
「ドラえもん」の道具が各章の題になっています。
主人公の理帆子はあまり好きになれませんでしたが、
(主人公は読んでてつらい人間ですけど、
それもまた世の中に溢れているような一般的な姿なんですよね)
読んでいるうちにどんどん引き込まれます。
辻村さんは、前2作もそうでしたが心理描写や人間の描写が上手いです。
理帆子の元彼も描写もあり得そうで怖いですよね。

読む前、ドラえもんと絡ませるなんて出来るのかな、
子供っぽかんじになってないのかなとか思っていましたが
上手に物語と組み合わされて、話を引き立てていました。
さっさと読めば良かった、と思っています。
(最後の参考資料のところに「ドラえもん45巻」とあって少し笑ってしまいました。私が読む読んでいる本でこんな参考資料、滅多にないです。
あ、けど一番インパクトが強かった参考資料は
小野不由美さんの悪霊シリーズのものです。
何ページにも渡ってずらずら並んでいてちょっと怖かった・・・。)

現在出ている中でまだ読んでいない辻村さんの本は
「ぼくのメジャースプーン」だけなので早いうちに読みたいですね。


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