棒人間
Celestial Blue
読んだ本の感想がメイン。その他に手作りのパンやお菓子などを (更新再開)
坂木司 青空の卵(創元推理文庫)
2006年 06月 26日 (月) 18:51
青空の卵 青空の卵
坂木 司 (2006/02/23)
東京創元社

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坂木司さんのデビュー作になります。
シリーズもので全部で3冊。
これはその1冊目です。

死体のでてこないミステリ、日常の謎系のミステリです。
探偵役鳥井は引きこもり。友人である坂木と一緒でなければ
出かけることもしません。
坂木に何かあればすぐに動揺する鳥井。
ちょっとしたことで泣くかなり涙腺の弱い坂木。(本当に彼いくら何でも泣きすぎですよ。)
二人は互いに依存しあっている関係で、
あまりにもべったりすぎてある意味気持ち悪く感じます。

鳥井はとても尊大な態度で、まぁ普通に出会えば
なんて失礼なやつ!という感じでしょう。
その点このシリーズにでてくる皆さんは非常に寛大です。
引きこもりだろうが繊細だろうが何だろうが
他人に礼を欠く様な態度は許されないと思うので。
その点で彼は読者に嫌われます(笑)

ちょっと誇大してけなしすぎました。
この本に関してそんなに悪い印象ではないのですが。

話が進むにつれ鳥井の周りの人は増えていきます。
それにつれ鳥居と坂木は前進していっているように感じます。
この本が終わる時点でもまだまだ依存しすぎですが
確実に前に進んでいる点は評価していいと思います。

鳥井の趣味は料理。この本でも美味しそうな料理がでてきます。
北森鴻の「香菜里屋シリーズ」のようなオリジナルの料理ではなく
こちらはオーソドックスな料理がとても美味しそうに書かれています。
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